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会員の皆様におかれましては、お元気にご活躍されておりますこと、お喜びを申し上げるとともに、東御市のまちづくりに対しまして、温かいご支援ご協力を頂いており、改めて厚くお礼を申し上げます。
東御市は、合併しまして七年目の秋を迎えております。まさに、揺籃期から安定成長期へと大きく羽ばたこうとしております、合併を選択するにあたりまして、市民の皆様と確認し約束をした「合併をして良かったと思えるまち」を造りあげるため、「小さな声が届く公平・透明な市政」「市民の力・地域の力を生かした市政」「現場を重視し、スピーディーな実践の伴う市政」を基本姿勢として、市民の皆様と一体となって「持続可能な美しいふるさとづくり」に全力を傾注し、誠心誠意取り組んでおります。
さて、平成二十二年度は、私にとって、任期四年の折り返しの年でもあります。残された二年の中で、就任の際市民の皆さんにお約束しましたまちづくりのさらなる具現化に向けまして、一歩一歩確実に歩んで参ります。
これまでに取り組んで参りましたまちづくりの一端を紹介させていただきますと、まず、「子どもを安心し生み育てるまちづくり」でありますが、自然分娩の「助産所とうみ」を四月二十二日市民病院に併設しオープン致しました。
恒常的な産科医不足の中、市内でお産ができる施設は実に二十年ぶりでありまして、そのほとんどを国からの補助金により建設いたしました。現在月に十二件ほどの出産を取り扱っており、新しい命が誕生しております。
さらに現在市民病院の透析室の増床工事をおこなっており、市内の患者の皆様の御要望に応えれる態勢を整えつつあります。
また、市内には公立の八保育園がございましたが、少子化のため、旧町村に一園を基本方針に整備を進めておりまして、現在祢津保育園の建て替え工事を進めております。今後は、滋野、和、田中地区の保育園の建て替えに着手してまいります。
次に「市民と協働による元気なまちづくり」に関しましては、市からの防災や行政からの情報伝達システムは、合併前から、東部地区はオフトーク通信、北御牧地区は有線放送でありますが、施設の老朽化や加入者の減少等により継続できなくなりました。代替といたしまして市民の皆様から出資をいただく中で、市内にコミニューテーFM放送局を設立し、安全・安心なまちづくりを目指すことと致しました。おかげさまで、十月三日(東御の日)に開局・放送開始することが出来ました。災害時はもとより、身近な情報をタイムリーにお伝えしてコミュニティーのお役に立てるものと確信しております。
また、東御市のブドウ栽培に適した気候風土を生かすべく、平成二十年に国からワイン特区(酒税法の特例により、年間六キロリットルの生産が必要であるものが二キロリットルに緩和される)の認可を受けましたが、この特区を生かし、複数の農業青年が祢津地区にワイン醸造所を建設中でありまして、ますます東御市産のぶどうによるワインが多くの皆さんにご堪能いただけるものと期待しているところでございます。
現在の市役所周辺は、「舞台が丘」と称され、この一帯には市役所はじめ、図書館、中央公民館などの公共施設があります。現在の市役所庁舎、中央公民館等は耐震度も国の基準以下でありまして、万一の災害に備えなければならない状況にあります。そんなことから、これら公共施設の整備にも着手して参ります。
今年度は設計を行い、来年度に着工し、平成二十五年度の完成を目指しておりまして、総事業費は二十五億円を見込んでおります。
最後になりますが平成二十七年度より地方交付税が減額されます、行財政改革無しには持続可能なふるさと作りは実現不可能であります。
平成十九年に市の借入金は四百二十億円有りましたが、三年間で七十億円近くの返済をし、おおよそ残高三百五十億円とすることが出来ました。今後も計画的に行財政改革を推進して借入金を減らしながら、国、県の協力を得て合併特例債や有利な事業を活用しながら、必要な地域づくりを進めることが市長に課せられた責務であると、強く自覚しております。
以上まちづくりの一端を紹介させて頂きましたが、今日、我が国の政治経済は、少子高齢化社会の到来とともに非常に混沌とし、閉塞感の強い状況下にあります。
市民の皆さんとともに「元気と笑顔がいっぱいのふるさと・小さくともきらりと光る東御市」のまちづくりに、奉仕の心をもって全身全霊を傾注して参る所存でございます、ご支援ご協力をお願いします。
終りに、皆様の愈々のご健勝とご活躍を心からご祈念申し上げ、市政報告とさせていただきます。